かつて同じスイミングクラブに通っていた七瀬遙、橘真琴、葉月渚、松岡凛の4人は、小学生卒業前の大会優勝を最後に、それぞれの道を歩んでいた。あるとき、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に突然凛が現れ、彼に水泳勝負を挑むと圧倒的な強さで勝利する。このままでは終われない遙と、再び集った真琴と渚、新たに引き入れられた竜ヶ崎怜は、岩鳶高校水泳部を設立。遙、真琴、渚、怜、そして凛の、躍動感あふれる男子高校生たちの水泳と青春と絆の物語が幕を開ける。